DEADLOCK
なんだかんだで英田さんを読み続けていて、
この人って能天気なボーイズラブよりもシリアスな方がずっといい。
単に自分の好みってのもあるけど。
今回の舞台はアメリカの刑務所。
日系ミクスチャーの麻薬捜査官ユウトが主人公。
同僚殺しの濡れ衣を着せられ、実刑を食らい、釈放と引き換えに
刑務所内である人物を探す事をFBIから持ちかけられ…ってな感じ。
ともすれば荒唐無稽な印象も受けるかもしれないが、
そんなことはなく最後まで一気に読めた。
逆に耽美・ボーイズラブな部分をなくしても良かったかも。
そうなると意味がないか(苦笑)
残酷な暴力描写に賛否両論ってとこらしい。
んーでもそれほどでもないような。
BLの少女漫画的なドリームを求めているなら、過激すぎるかもしれない。
実情いっぱい調べましたよ!な気概は感じられたし、
そこにうまい事ボーイズなラブが入っていたように感じた。
ラブに至る過程と描写になると、途端にファンタジーっぽくなるけど。
匙加減ですな。私はまだ許容範囲だし、寧ろ好きな部類。
最初から続き物ということで書き始めたらしく、えー!って所で終了。
そりゃないよ…。
イラストが超絶美麗。高階佑さんか…。
久々にイラスト買いをしてしまいそうな作家さん。
で、これを書くのに画像を呼び出していたら発見。
何ーっ!30日か…。待ち遠しい。
一緒に買った本。
リベット
おおー……。重い…重過ぎるよ…。息が詰まる…。
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